2017-01-01から1年間の記事一覧

am4:00

空が明るくなってゆくグラデーションがすき あわくて儚くてにじんだ色の境目がどんどん濃くなって、星が見えなくなって 風が優しいからキャミソールでも大丈夫な季節がきて夏を感じてる 1年前の今頃聞いていた曲がなんだったのかすら覚えてないほど、すごく…

今日の終わり

はじめはなんとなくだったのにいつのまにかルーティン化してる夜の一服 至福 今日は宇多田ヒカル 染みる 1日が締まった なんとなくからはじまること 言葉にできないけどそれって直感的で、だんだん心地よくなって一部になるから気付くとわたしになってる そ…

六等星の夜

眠れない夜はそっと手を繋いでほしい 会えないことに慣れていたのに 会えてしまうとしばらく胸が痛んで苦しくなるからまた いないことになれるまで、声を忘れかけるまで そっと時間が流れるのを待つ 会いたかった気持ちのぶんだけ、会えたあとの寂しさは比例…

PM3:00

こんなに穏やかな昼下がりなのに胸が痛くて切なくなってる 今日は待ちに待った日なのに 始まる前から終わることが怖くなってる 綺麗なものをみると一緒に見たかったと思う 美味しいものを食べると食べさせてあげたかったと思う 隣にいて笑っていてくれたら喜…

最後のキス

聞きたくない曲がふいにイヤホンから聞こえて紐解かれる思い出がこぼれないように急いでストップする あぁよかった なんて思う間もなく心の隙間をくぐり抜けてあふれてくる そんなことを朝からおもってるなんてきっとわたしすごく疲れてる だってもうソファ…

muskと香水

満員電車のストレスの中であの人と同じ匂いを見つけた朝またいつものルーティンがはじまる それはどこまでいっても幻想と理想とが混ざったなかでずっともがいて溺れそう 届かなかったことも無くしたこともいつかそれさえも忘れてゆく 癒えていくはずなのに、…

ふたりのなか

SNSなんてどこまでも冗談でどこまでも偽りで架空と我慢と背伸びでできてる だからこそここではありのままでいたいと思った タバコの煙が目にしみて酔った手元でもあの人を探してあの人を思ってる帰り道 毎日おなじようなことを思っておなじようなことを書い…

loop

いつもの音楽を聞いてあの人のことを思うのが癖になっている 何度思い出して 浸って 乗り越えてきた夜があっただろう 会いたいとか寂しいとかそんなことじゃなくてただ今日も無事に1日が終わってればいいな、思い出してちょっと幸せになれるような些細なこと…

moon

昨日のことのように紐解かれる思い出が、懐かしさに触れてあったかい気持ちが溢れる いつもすぐそばに居てくれてるような安心感と心強さは離れても変わらないこと 同じようにタバコに火をつけて彼のことを思う 私には見せたことのない葛藤はきっと彼の中にあ…

ANSER

遠回りしたけど気づいたの ふとしたとき 毎日いつも真ん中にあることはあの人のこと 何をしても誰といても離れられなかった 他の人の腕にくるまれているときも 埋まらないものを補おうともがいていても あの人でしか満たされないことは まっすぐ私のことを見…

end

みえないなにかに縛られて 繋ぎとめてきた思いはいつもうまく 伝えられないから もういっそのことおわりにしよう 会えない口実を並べるんじゃなく 会えない現実をつくってしまおう 期待してしまうことがわたしのなによりの嫌なところ もうとっくに終わってる…

おちる

言葉の持つパワーは声という温度にのせていつだってすごい力を出す 絞り出してだすものじゃなくあふれて溢れるように伝えたい どこかに落としてきた大事なもの いつからかぽっかり穴が空いて 探しても埋まらないこの隙間にはあの人しかはまらない うまく言え…

Can't lets go

朝が眩しくて目を逸らした なにもかも見透かされそうでこわかったの この手の感触はだれのものなのか 今ここにあるものは 今ではもう必要ないもの 節々で置いてきた思い出を拾い上げたくてももうできないの あの頃と今とじゃもう、なにもかも

Its the Right time

ほしいと望んでたときほど手に入らないのに ひとりでも歩けるようになると自然と引き寄せられるのかな わたしでもない あの人でもない匂いがするベッド 不思議なほど愛はなくて そんな朝が苦しくなかった 冷えた指であの人へ送るメッセージ ごめんね、まだや…

決意

思い出すとか、忘れたいとかじゃなくてずっといるの、真ん中に。考えてることが私の一部なの あの人まるっと私の一部。欠けたら完成しないパズルのピースみたいだから受け止めるしかないって分かったよ。辛いも会いたいも寂しいも不安も全て 確かなものなん…

need

大きな大きな一粒の涙が、溢れた はじめてみた愛しい人の涙は、最初で最後。 荷物をまとめる間 歯ブラシを捨てたとき 不思議と涙は出なかった 私の家の洗剤の匂いで思い出してくれるかなぁなんて思うほどに心が穏やかだった 昼下がりのやわらかい陽が差し込…

mean

朝から来るはずのない連絡を待つ 昨日のうちに終わらせたかった喧嘩を今日まで持ち越した それが包み込んだベッドは重かった ひとりよがりになってしまった、と気づくのはいつも後から ヒートアップした気持ちが口をついで出たあと 文字にしてしまうと何度も…

あのひとだけ

まるっとぜんぶ 私の全て こんなに揺れるのも、なにもかもあの人のせい