大きな大きな一粒の涙が、溢れた はじめてみた愛しい人の涙は、最初で最後。 荷物をまとめる間 歯ブラシを捨てたとき 不思議と涙は出なかった 私の家の洗剤の匂いで思い出してくれるかなぁなんて思うほどに心が穏やかだった 昼下がりのやわらかい陽が差し込…
朝から来るはずのない連絡を待つ 昨日のうちに終わらせたかった喧嘩を今日まで持ち越した それが包み込んだベッドは重かった ひとりよがりになってしまった、と気づくのはいつも後から ヒートアップした気持ちが口をついで出たあと 文字にしてしまうと何度も…
まるっとぜんぶ 私の全て こんなに揺れるのも、なにもかもあの人のせい
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