mean
朝から来るはずのない連絡を待つ
昨日のうちに終わらせたかった喧嘩を今日まで持ち越した それが包み込んだベッドは重かった
ひとりよがりになってしまった、と気づくのはいつも後から ヒートアップした気持ちが口をついで出たあと 文字にしてしまうと何度も残るから電話で伝えれば良かった、なんてごめんねは言えないくせに届いてほしいとすら思ってしまう
開けるのが怖いメッセージを待つ時間はもっと怖い
もういっそ自分のなかで、完璧に収めれば良かったかなぁ ってぐるぐるしながらもどかしさを抱えて煙を吐く 思いを吐き出すように
伝わってほしいのに、いざ伝えると怖さに勝てない
言いすぎた、ごめん
って自己完結してしまう
それでなにも世界は変わらないと知っていても
それは確かに自分が作り上げた世界で
責任を持てないくせに 押し潰されてしまうのに
覚悟を求めているのはわたし
誰よりも覚悟が足りてないのもわたし