藍色


あの日の空の青だった バイクの後ろで風と髪の隙間からみた星はいつみても綺麗だったから苦しかった 背中から感じない温度に掴まって 落ちないように握った手は悲しかったの あの人のココロはもうここにはなかったから 辛いほどに分かってしまう 何年一緒だと思ってるの

そんなあの日とおなじ色が窓から見えて 見えるはずのない ここにはないものを思い描いた

わたしのことをわたしよりも知ってる人がいるからわたしはわたしでいられるんだよね そんなことを噛み締めながら明日を待ってる