Call

ベッドから見えた星がこぼれそうだった昨日の夜のこと 温度が恋しくてまくらを抱きしめたまま眠る

爪に色があると少しだけ世界が色づいてみえた朝 すこしだけ頑張ろうと思えた いつも会えない時間のほうが恋しくなるのが悪いところ 手に入らないものほどほしくて 想い焦がれる自分に酔っていたいだけなのかもしれないと 気づいてしまったの どうしよう

でもきっと今日の月は綺麗だから明日また寂しくなるのかな そんな夜が待ってる