end

こっちに引っ越してくるとき、思い出は全て実家に置いてきた 思い出して弱くなってしまうものはすべて。新しい思い出を作るために

先に荷物は送って、いざキャリーケース1つで行くのが心細くて仕方なくて 駄々こねて言ったの。

『なんでもいいの いつも使ってたもの いつも持ち歩けるものなにかちょうだい。お守りがほしいの どこにいても思い出せるものが』

部屋に落ちてたパチ屋のライターをもらった お守り代わりにいつも持ち歩いてた 使うたび思い出した

そのライターがついに切れました
いまとなってはただのゴミ 迷うひまなくさよなら ありがとう 役目はもう十分に果たしてくれたね

そんなことを思いながらタバコに火をつけるたびにあの人が浮かぶ矛盾

いつかは終わる なにもかも この想いも 苦しみも 幸せも 悩みも。

そんなことを知りながらまた新しいものに引き寄せられる 人間って貪欲で残酷で醜いね

いちばんの貧しさは
もっともっとと欲しがるその欲です

世界一貧しいと言われてる国の首相の言葉 刺さりました

人間欲がなくなったら世界はどうなってしまうのか。

台風がきているよ もう朝だ とにもかくにも 朝起きたら考えよう。 gnbaby.