PM3:00

 

こんなに穏やかな昼下がりなのに胸が痛くて切なくなってる 今日は待ちに待った日なのに 始まる前から終わることが怖くなってる

綺麗なものをみると一緒に見たかったと思う

美味しいものを食べると食べさせてあげたかったと思う

隣にいて笑っていてくれたら喜びは倍以上になるのになぁなんて全てにリンクさせてる

 

あの日の空に似ててすこし切ない

 

最後のキス

 

聞きたくない曲がふいにイヤホンから聞こえて紐解かれる思い出がこぼれないように急いでストップする あぁよかった なんて思う間もなく心の隙間をくぐり抜けてあふれてくる

そんなことを朝からおもってるなんてきっとわたしすごく疲れてる だってもうソファーで寝落ちして4日目 心の状態が生活に現れるのか、生活習慣が気持ちを乱すのか どっちもある気がしてとりあえず一服

 

やらなきゃいけないことに埋もれて足が止まった 壁に立てかけた足をみて夏がくる とりあえず爪に色をのせて、ぬるい風を感じて、聞き飽きた曲が酔って熱をもった体を纏う

 

カフェオレにタバコ 溶けた氷で薄まった そうして明日がまたきた 

 

 

muskと香水

 

満員電車のストレスの中であの人と同じ匂いを見つけた朝またいつものルーティンがはじまる

 

それはどこまでいっても幻想と理想とが混ざったなかでずっともがいて溺れそう

届かなかったことも無くしたこともいつかそれさえも忘れてゆく 癒えていくはずなのに、ずっと真ん中にあるのは時間でも解決できないもの?

 

傷ついたとき落ちるところまで落ちて、さぁ頑張ろうなんて思えなくて明日なんて来ないと思うけど結局空は明るくなってゆくし、また背負った荷物を隠して必死に足を止めない今日がくる。

またそうしてあの日から遠ざかる 忘れたくなかったことも過去にされていくし、ずっと同じところにいるのに、周りはずっと同じではいてくれない。

 

懐かしい香りにしがみついていたかった

気持ちに蓋をするようにイヤホンを耳に押し込んでまた、はじまるわたしの日常。